サポートセンター
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子どもと絵本・本についてのご相談、お問い合わせをお受けする専用窓口

 子どもと絵本・本との関係は、子育てと同じで、よいときもあれば、うまくいかなかったり、心配になったりすることも…。入会してまもない方、何年か経過した方、長く続けてくださっている方…。それぞれの時期に、それぞれの悩みがでてくるかもしれません。
 そんなときはぜひ、サポートセンターにご相談ください。こどもの本について、子どもと本について勉強を重ね、たくさんの相談を受けてきた専門のスタッフが、ご相談をお受けします。そして、そんな彼女たちもまた、迷ったり悩んだりしながら、絵本・本と一緒に子育てをしてきた経験者です。ご相談内容によっては、明確なアドバイスができないことや、お時間をいただくことがあるかもしれません。けれど、同じ目線に立って、一緒に考えていくことで、少しでも寄り添うことができればと願っています。

サポートセンターには、
たとえばこのような相談が寄せられています。

「あまり絵本に興味を示してくれない」 
「忙しくて、なかなか読んであげられない」 
「うちの子は、本が好きではなさそう」 
「子どもも忙しくて読まなくなったし、そろそろ…」 
「もうひとりで選べるから…」

よくある質問はこちら

もっと日本の作品を読んであげたいのですが、どうして海外の作品が多いのでしょうか?

 ごもっともなご意見だと思います。私たちが生まれ育った風土や文化のなかから生まれた作品を、できるだけご紹介したいと願っているのは、私どもも同じです。
 けれど一方で、私どもは、出版社や作家、どこの国の絵本か、などで選ぶことはしておらず、「絵が、子どもに見つめられるに足る美術であること」「言葉が、洗練された美しい日本語であること」「物語りが、その年ごろの子どもの心の世界と真に響き合っていること」は、もとより、人間の描かれ方、子ども観、多様性理解などを拠りどころに、あくまでも「作品の質」という目線で選んでいます。そうした結果、海外の作品のほうが多くなってしまうのが現実です。
 なかには、「外国の作品は、文化や生活様式が違うから、子どもにはわからないのではないでしょうか」というおたずねもありますが、それは憂慮するべきことではないと考えています。子どもたちは、大人が思っているよりももっと自由に、抵抗なく受け入れてくれますし、もし、知らない、わからないことがでてきたとしても、そこから世界をひろげて、知的好奇心、多様性理解へとつなげていってくれるはずです。

3才になるので、そろそろ昔話を読んであげたいのですが…。

 昔話は確かに、子どもの成長にとってかかせないジャンルと考え、私どもも大切にしています。人間の無意識に語りかけていく力も強いものです。けれど、だからこそ、注意しなければならないこともあります。
 私どもは、原作に忠実で、へんに書きかえられていない昔話をお届けしています。それは、そこには、子どもにとって大切で、普遍的なメッセージが込められていると考えているからです。しかしながら、原作に忠実な物語りは、ときに、一見残酷と感じられる表現や、厳しい展開と感じられるものもあり、もし子どもが、それを受け止められる成長年令に達していなければ、この世へのおそれや、人間への不安を、いたずらに感じさせることにもなってしまうでしょう。ですから、私どもは、ひとつひとつの昔話を吟味しながら、どのコースに入れたらよいかを注意深く考慮しております。どうかご理解ください。
 それでも、たとえば「大きいいちごコース」(およそ2~3才)には、簡単なくり返しで展開する『おおきなかぶ』や『てぶくろ』がありますし、「小さいくるみコース」(およそ3~4才)には、『3びきのくま』や『三びきのやぎのがらがらどん』があります。そして、「大きいくるみコース」(およそ4~5才)になって、先ほど述べたような、原作に忠実な昔話をお届けするようにしています。子どもたちの心の成長にそったタイミングで、ぜひ読んであげてください。

近くに図書館があるので、もう「童話館ぶっくくらぶ」の本を購入する必要はないですよね?

 図書館に通って、好きな絵本や本を、探したり選んだりするのも、確かに楽しいですね。けれど、自宅に迎え入れられた、その子だけの本と比べると、気になる面もあります。
 図書館の本は当然、一定の期間を経て返さなくてはなりません。けれども、絵本や本と子どもとの関係は、一期一会。しかもその出会いのときがいつやってくるかはわからないものです。購入したときはすぐに興味を示さなかったものでも、ある日突然、興味を示したり、必要となったりすることが、往々にしてあるものです。自宅にある本は、いつでも、何度でも、「読む」「読んでもらう」ことができます。だからこそ、私たちは図書館の本ではなく、家庭のなかに、その子だけの蔵書を用意してほしいと願っています。それに、図書館の膨大な蔵書のなかから、その子にとって本当に必要な、心の栄養になるような絵本や本を探しだすのもまた至難の業。もちろん、楽しくて、そのときだけの役割を果たしてくれる本を借りる楽しみもよいのですが、同時に、よりすぐりの、その子にとって血となり肉となり得るような絵本や本もぜひ、ご家庭に迎え入れていただければと思います。そうやって迎え入れられた数々の物語りは、家庭の歴史や思い出となり、いつでも立ち戻れる場所となるでしょう。
 「童話館ぶっくくらぶ」の配本リスト、つまり選書は、生命そのものです。責任と自信を持って選んでおります。私どもの長年の専門性と経験によって練りあげてきた選書を、どうぞご信頼ください。

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