祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

『俳句ガール』

8月17日 水曜日

今日も雨がふったりやんだり ☂

傘にしようか、日傘にしようか・・・

雨靴にしようか、パンプスにしようか・・・

 

こんな時に「一句!」

そう、こんな日常を、季語を使って詠むのが俳句。

 

そんな本に出会いました。

『俳句ガール』 小峰書店
堀直子(作) 高橋由季(絵)

 

しっかりもので内気な女の子、つむぎは4年生。

おばあちゃんが通うケアハウスで、俳句に出会います。

 

自分の気持ちをはきだすように、黒板に俳句を書き、

そのまま帰ってしまったつむぎ。

すると、翌朝、つむぎの俳句のとなりに別の俳句が!

 

俳句を楽しく感じられる、さわやかな物語です。

 

「五、七、五だけで、世界を表現できる俳句って

 すごいと思わね?」

 

つむぎの同級生のこの言葉、本当にそうですね!

私も一句作りたくなりました。

素直な気持ちで、素直な俳句を。

 

 

大好きな堀直子さんの本は、幼い子向けでも、

小中学生向けでも、大人の私の心にいつも響くものがあります。

昔お会いした時の、明るくはつらつとした笑顔が忘れられません。

Iでした 🌻