祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

絵本 曽我兄弟

4月6日 晴れて気持ちのいい朝です。

新学期・新入社員・新番組、いろいろと動きだしますね。

みなさん、心機一転!元気を出していきましょう。

 

さて、1冊ご紹介・・・

太田大八さんの絵に惹かれて 買った絵本。

「曽我兄弟」ポプラ社
砂田弘(文)太田大八(絵)

漢字が多い歴史の話は 苦手意識があるのですが、

とりあえず、絵が好きだから 読みました 。

 

物語は、

1193年(建久4年)

源頼朝が実権を握り、武家政治が始まった頃の

富士の裾野でおきた、曽我兄弟の仇討の話・・・

という、社会科、特に歴史が大の苦手の私には

こむずかしい言葉が チラホラ。

しかし、内容は、兄弟で父親の敵を討つ

という、わかりやすい内容なので すんなりと読めました。

 

太田大八さんの絵には、いつもひきこまれます。

背景の色合いが 美しく、

人物の表情は 語りだしそうで、

馬は 今にも駆けだしそうで、

絵本を読み終わった後に、

絵だけをパラパラとめくって もう一度

その世界に入っていきたくなります。

 

どの絵も 優しさが感じられて 大好きです。Iでした。