祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

ゆきのねこ

 

今年の冬は例年にくらべてあたたかいですね。

私の地元では雪のおまつりがあるので

この時期は雪がたくさんないといけないのですが…ちょっと心配です⛄

 

さてさて雪はめったに降らない長崎ですが

表紙からして雪の日を感じられるこちらの絵本。

ゆきのねこ / ダイヤル・コー・カルサ 文と絵 / あきのしょういちろう 訳/ 童話館出版

 

シンプルですが色使いがポップで

寒いはずの雪の日なのになんだか楽しくなる絵です。

このおはなしには、

森のはずれの山深くにひとりで暮らすエルシーという女の子が出てきます。

ひとりきりで暮らすのがさみしくて

エルシーは眠る前に神様に祈りました。

かわいくておおきなねこを、わたしにおつかわしください。

 

するとあるもうふぶきの晩、

空から雪と一緒に降ってきたのはなんと

まっしろでふわふわの大きなねこでした🐱

 

エルシーはとても喜んで、そのゆきのねこと仲良く暮らします。

もう一人ではないので寂しくなんかありません。

 

でも冬が過ぎて、春がくれば、雪はとけてしまいます。

ゆきのねこは一体どんなふうにしてエルシーの傍に居続けるのでしょうか。

 

 

…今日、レジにこの絵本をお客様が持ってきたとき

『結末はどうなるんだったかな?』とふと気になって

久しぶりに読みました。

 

せつなくなる結末だったかな?と思いながら読みましたが…

 

続きはぜひ、読んでみてください🐱♪

 

 

スタッフM