祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

きんいろのとき

「寒いねえ」「寒くなってきましたね」

毎朝、同居の義母との「おはよう」のあとに

このやりとりがくりかえされる季節!🍁

 

とはいえ北国生まれ、北国育ちの私からすると

長崎の秋は程よい涼しさで過ごしやすく

「寒いねえ」「最高ですね!」とこたえたくなります🍁

 

 

きんいろのとき<ゆたかな秋のものがたり>/ アルビン・トレッセルト文 /ロジャー・デュボアザン絵 / 江國香織訳 / ほるぷ出版

 

さてこちらの 秋の絵本の舞台はアメリカです。

きりぎりすが鳴くと霜がおりるまで6週間。

物語はこのふるい言い伝えから始まり、

だんだん深まる秋を

ゆったりした気持ちでかみしめられる1冊です。

 

ページをめくるごとに

きりぎりす、栗の実、こおろぎ、リス、アキノキリンソウ・・・

と秋を感じる生き物や植物がどんどん登場して

まるで深呼吸しながら秋の散策をしている気分になります。

 

外に出るにはマスクをしなくてはならない今の時代だからこそ

この絵本で思いっきり、秋のさんぽを楽しんでください🐿

 

 

スタッフⅯ