きりのなかのはりねずみ
本日ご紹介するのは、静かな冬の夜に
ぴったりの、こちらの1冊❅
はりねずみは、友だちの こぐまと
おちゃを のみながら、星を 数えるために、
こぐまの だいすきな のいちごの はちみつを 持って、
うす暗い 霧の夜、こぐまの家に 向かいますが・・・🦔
みみずく、白い馬、かたつむり・・と
霧の中に 次々と現れて・・!?
ロシアのアニメーションが原作の絵本ですが、
絵本だけでも 存分に(いえ、いっそう豊かに)
その幻想的な世界観を 楽しめます✨
群青色の空から現れる 巨大なみみずく・・・
時おり顔を出す 霧の吐息のような 白い馬・・・
(「しろうまさん、きりのなかで おぼれないかしら?」
と、心配する はりねずみが 何とも可愛らしい!)
羽のように漂う 銀色の美しい蛾・・・
何が隠れているかわからない 霧の中を、
怖がりながら、
星や生き物に 心を惹かれながら、
助けられながら、
はちみつだけは 大事に抱えながら・・・
はりねずみは、こぐまの家に たどり着きます。
やっと こぐまと お茶を飲むことが出来て、
こぐまくんといっしょはいいな と思いながらも、
白い馬のことを 考えてしまう はりねずみくん。
ラストページの なかよく並ぶ
こぐまくんと はりねずみくんの 背中と、
神秘的な しろうまの姿が、いつまでも心に残ります🐴
読後のほっこり感と
霧に浮かぶ 白い馬に魅了されて、
何度も ページをめくってしまいました。
6~7歳くらいから 大人まで おすすめです。
寒い夜、絵本のぬくもりで、ぜひ温まってください☕♨
アニメーションも観てみたい スタッフFでした~