バーバパパはなんで『パパ』?
先日お客さまがわいわい絵本をみてまわってくれる中、
「あ!バーバパパ懐かしい!1作目はバーバパパひとりしかでてこないんだよね。独身時代のおはなし・・・」
と聞こえてきて、
「あれ?バーバパパってなんではじめからパパなんだ?」という疑問が
私の中で生まれました!
そう、バーバパパはシリーズもので、バーバパパ、バーバママ、
そのふたりのこどもたちがたくさん出てくる楽しいお話ですが
シリーズ1作目の「おばけのバーバパパ」では
フランソワという男の子が庭の花に水やりをしていたら
土からバーバパパが生まれた、というところから始まります。
(こんな誕生の仕方にもあらためてびっくり!)
その真実に、後日衝撃をうけたのですが
フランス語でバーバパパは「バルバパパ」。
この「バルバパパ」の正体はなんと わたあめ でした!
バーバパパの作者はチゾン&テイラー夫妻。
夫であるアメリカ人のテイラーさんが、
パリの街中で、妻でフランス人のチゾンさんとお茶をしていました。
街中に色んな人が行き交う中、わたあめを持った子どもたちが
「バルバパパ」といっているのを聞いて音の響きを気に入り、
チゾンさんに何て意味?ときいたことから
あの形を次々変える、ピンク色のキャラクターが生まれたんだそうです。
バーバパパっておばけだよね?妖精なんじゃない?
と色んなとらえ方がありますが、まさかわたあめがモデルだったとは!
ちょっと楽しい絵本豆知識でした🌷
スタッフM