祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

太田大八絵本原画展 カラスとよる

7月に入り、いよいよ夏本番へ向かって暑さも増してきましたね🌞

 

祈りの丘絵本美術館では、7/8(火)から、

新しい企画展「太田大八絵本原画展 カラスとよる」が始まりました!

10/5(日)まで開催予定です。

カラスとよる

太田大八氏の絵本『カラスとよる』から、迫力あふれる原画を16点、展示しています!

 

  

 

『カラスとよる』 

フレーベル館1997年初版(現在、品切れ)         

ニコール・ヴェルヘル・デ・ディオス/原作
ぬくみちほ/文 太田大八/絵

 

むかし、沈まない太陽に困った村人たちは、

カラスに、太陽と重なって暗くしてくれるようお願いします。

カラスは背を焼かれながら耐えますが・・・。

勇敢なカラスに感動した太陽が、

「よる」という名の大きな鳥を授けてくれて、

この世に昼と夜が生まれます。

 

 

 

 

このお話は、太田大八氏のお孫さんであるニコールさんが

学校の課題で調べた「北アメリカ西海岸の先住民の歴史」をもとに作られました。

太陽やトーテムポールの、ちょっぴり怖いけれどユーモラスな表情、

古代のアメリカ先住民たちの色鮮やかな衣装など、

太田大八氏のダイナミックな絵が、お話に彩りを添えています。

 

この夏休み、熱~い太陽とカラスのお話を、

涼し~い館内で、楽しんでみませんか?

絵本は残念ながら品切れ・重版未定ですが、

貴重な原画で、アメリカ先住民の民話の世界をご堪能ください♪

皆さまのご来館をお待ちしております!

 

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