今年の漢字は 2025年 - 漢字の日12月12日

「今年も残すところあとわずか…」そんな言葉をよく耳にするようになってきました。壁に残された1枚のカレンダーが時間の流れの速さを感じさせます。
さて、少し日付をさかのぼりますが、12月12日は『漢字の日』でした。財団法人日本漢字能力検定協会が1995年に制定した記念日です。ひとりひとりが毎年「いい字」を「1字」ずつでも覚えてほしいという願いを込めてつくられたそうです。そしてこの日は毎年京都の清水寺で「今年の漢字」を発表する日なので、ニュースで見聞きした方も多いはず。私も毎年予想を立て、発表を楽しみに見守るのですが、なかなか当たらず…笑 でも、漢字ひと文字でその年の世相を表すことができるなんて、漢字の持つ力はすごいですね。
今、私たちが使っている漢字のルーツは約3300年前に誕生した甲骨文字だといわれています。現在の中国が殷の時代(紀元前16世紀〜紀元前11世紀頃まで)、政治や祭祀のための占いが盛んに行われていました。亀の甲羅や獣の骨に字を刻み、それを火であぶり、占いの結果を読み解いていたようです。
ちなみに2025年の今年の漢字は「熊」でした。たしかに、このところ毎日のように熊のニュースが流れていましたね。ほかには「米」「高」などが候補にあがっており、お米の値上がり、物価高など、今年の印象的なできごとを象徴していて、どれも納得です。
そこで私も自分にとっての今年の漢字を決めてみようと考えはじめましたが…なかなか決まらない!笑 いろんなできごとに思いを巡らせているとポンと浮かんできた漢字がありました。それは「歩」。
今年は何かの本で読んだ「10年後の自分に何を残したいか?」という言葉がずっと心に残っていて、それをテーマに過ごしていたように思います。将棋の“歩”のように、1歩ずつ、でも確実に何か自分のなかに残せるもの、家族のなかに残せるもの。
ここまで書くと大きなことに取り組んでいるようですが、始めたことは小さなこと。
たとえば、
・できるだけ毎日ウォーキングに出かける
・英語を1日30分以上勉強する
・娘と毎朝、百ます計算をする
・娘や夫がすすめてくれた本を読む
マイペースに歩く速さでしか進めないけれど、未来につながるものになればいいなと思っています。
そしてもうひとつ、漢字の学びなおしです。というのも、小学3年生の娘が、学校で習う漢字の量が増えはじめ、ときどき質問されるのですが、部首や書き順など自信を持って答えられないこともしばしば…。「わからないなら、調べてみよう!」と始めたことが漢字辞典(もしくは国語辞典)を必ず引くこと。最近でいちばんびっくりしたのは『酒』の漢字の部首が「さんずい」ではなかったこと!この漢字の部首は右側の酉の部分に当たるもので『ひよみのとり』と読むのだそうです。自分が取りこぼしてきたものの多さを感じながらも、「漢字の世界は奥深いな〜」と漢字の魅力を再発見。何かを学ぶことはいくつになっても楽しいものですね。
ちなみに、昨年、一昨年の「漢字の日」のブログを書いた編集部スタッフにも今年の漢字を聞いてみたところ…、
G さん「今年の漢字は「離」です。この漢字なんとなくネガティブなイメージがありますが、自由や独立、新しい始まりといった意味もあるようで、私が思い浮かべたのはそんなイメージの「離」でした。今年はふたりの息子の進学や結婚、夫の転勤などわが家の環境が、がらりと変わった1年で“親離れ・子離れ”を実感するなか、私自身も母であるプレッシャーから離れることができたような…そんな1年でした」
Yさん「私の今年の漢字は「動」です。体育館や公園で長女の部活の練習に付き合ったり、試合の送迎をしたりなど、動き回ることが多かったです。また小学校の役員決めで部長になったり、次女が病気で入院したりと動揺することが多い1年でもありました」
今年をふり返りながら、家族や友人同士でそれぞれ今年の漢字を発表するのも楽しいかもしれません。漢字ひとつでその人の想いや1年を表せるなんて、漢字の世界は本当におもしろくて奥深いですね。
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