「ガブリエリザちゃん」
H・A・レイ／作　今江祥智／訳
文化出版局

表紙の、笑い声が聞こえてきそうなくらい

にこやかなお花、ガブリエリザちゃん❁

しかしよく見てみると、物騒に囲われ、

「Danger」と書かれています。

実はこのお花、ちっちゃなムシを食べる

食虫植物なんです。

ところが、ムシだけにとどまらず、

動物や人間にも噛みついてくるので、

ガブリエリザちゃんのいる研究室の

みんなはとっても困ってしまいます。

しかも、犬小屋よりも、人間よりも、

どんどん大きくなります！

そんなガブリエリザちゃんの前に

ある日どろぼうが現れます…。

作者は「おさるのジョージ」シリーズでも

有名です。表情や動き（？）の豊かな

ガブリエリザちゃんはジョージと同じく

どこか憎めない印象でした❁

原題での名前は「ELIZABITE」（エリザベート）

となっています。

「ガブリエリザ」ちゃんは、日本語として

そのキャラクターを連想できるように

なっているのかもしれません。

スタッフ T