2月4日「立春」

新しい年が始まって、気がつけばあっというまにひと月が過ぎてしまいました。ついこのあいだお正月を迎えたばかりだったはず…。時間の流れとはなんと速いものでしょうか。
そして迎えた今日、2月4日は「立春」です。1年を24に分けたものを「二十四節気(にじゅうしせっき)」と呼びますが、そのなかで春の始まりとされているのがこの「立春」で、だいたい2月4日〜18日のころにあたります。この二十四節気の日付は決まっているわけではなく、毎年国立天文台の観測をもとに定められています。
そして立春の前日は「節分」と呼ばれ、日本では豆まきが行われますが、これは冬から春へ切り替わる節目という意味です(じつは二十四節気で季節が切り替わる前日はすべて「節分」といいます)。旧暦では1年の始まりは立春とされていますが、その前日に厄払いをして、新しい1年を始めるという意味がこめられているようです。「新しく始まる1年がすこやかでありますように」今も昔も人々の変わらぬ願いがそこにあることを感じます。
さて、暦の上では春ですが、実際には1年でいちばん寒さの厳しい月が始まります。窓から眺める景色だけでも寒そうで、身体も心も縮こまってしまいそうです。
でもそんなときにおすすめしたいのが“おさんぽ”です。寒いなか、外にでるのはかなり勇気がいりますが、灰色かがった景色のなかに飛びだしてみると、いくつかのちいさな発見に出会えます。
北風が止まった瞬間に、ひだまりの暖かさを感じたり、雲の切れ間にきれいな青空を目にしたり、ふと原っぱに“ほとけのざ”がたくさん咲いているのを見つけたり、木の枝の先のつぼみが少しずつふくらんでいたり、数日前は雑草だらけだった道ばたの花だんにパンジーやビオラが植えられているのを見かけると、なんだか嬉しくなったりします。そして今いちばんの嬉しい発見は、お気に入りのさんぽコースにある無人販売のみかんがおいしいこと!100円玉を握りしめて、そのみかんをめざしてせっせと歩いています。(笑)帰り道は身体も暖まり、心も少し前向きになれる、そんなスッキリした気持ちにもなれます。
そして昼間だけではなく、夜のちいさなおさんぽもおすすめです。私と娘は週に一度、10分ほどの夜のさんぽにでかけます。娘も私も星が大好きなので、よく星を探しながらおさんぽをします。冬の空は明るい星が多く、オリオン座など特徴があり見つけやすい星座があるのも嬉しいですね。オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンからなる冬の大三角は、すべて一等星なので住宅地のなかからの肉眼でも見つけることができますよ。
「寒いね〜。」といいながらくっついて、「今日学校でね…」となにげない話を娘がしてくれる、この時間が私にとって、とてもしあわせでだいじな時間になっています。
もちろん、無理なく、そしてしっかり暖かい格好をしておでかけくださいね。
(担当:A)
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