アラスカの探検写真家
毎日30度越えの暑さ・・!
かき氷やアイス、ひんやりした
ものが食べたくなりますね🍨
見ているだけで涼しくなる
写真絵本をご紹介♪
3冊とも、探検写真家の星野道夫さんに
よる、アラスカの大自然と動物をテーマ
にした、写真とエッセイの絵本です。
グリズリー、カリブー、鯨、アザラシ、
オーロラ、氷河、ツンドラの風景、
原生林、古いトーテムポール、
インディアンの神話の世界etc・・
絵本を開くと、そこは別世界。
しんとした空気と、雄大なアラスカの
大地に生きる動物たちが、そこにいます。
先ずは写真の美しさに目がいきますが、
添えられた言葉は、まるで抒情詩のよう。
淡々とわかりやすく語られる体験記も、
とても面白くて、引き込まれます。
Fは、大学生の頃に初めて、
展覧会で作品と出会い、
美しいアラスカの写真と、
シンプルで心に響く一つ一つの
言葉に衝撃を受けました。
その後、写真集や著作を買い集め、
時々、心が静かになりたい時に、
開いています。
今、自分が生きているのと同じ瞬間に、
生と死の隣合わせの北の大自然に
生きる動物たちがいる・・
そのことを思うだけで、少し謙虚な
気持ちになれるような気がします。
ぜひ作品を手に取って、
透明な静けさに浸ってみて下さい。
夏の暑さを忘れますよ~!
いつか写真の実際の風景を見に、
アラスカに行ってみたい!と
思うFでした☆
~星野道夫さん(1952~1996)
について~
19才の時に、アラスカの本に
載っていた1枚の写真に魅かれて、
エスキモーの村の暮らしを体験。
日本とアラスカの大学で動物学を
勉強しながら写真を学びます。
その後、アラスカに家族と在住。
数々の写真賞を受賞。
ロシアのカムチャッカ半島で、
ヒグマの事故で急逝。
エッセイ集「イニュニック」(新潮社)、
「旅をする木」(文藝春秋)、
「アラスカ光と風」(福音館書店)、
写真集「グリズリー」「ムース」
(平凡社)その他多数。