祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

おばけリンゴ🍎 ヤーノシュの絵本①

長崎は今日からぐっと冷え込んでいます。

ご来館される際は暖かい恰好でお越しくださいね🎵

 

さて、本日ご紹介する絵本は、ひとりの男とひとつのリンゴ🍎のおはなしです。

世界傑作絵本シリーズ おばけリンゴ🍏ヤーノシュ文・絵🍏矢川澄子訳🍏福音館書店

びんぼう暮らしのワルターは、唯一の持ちものであるリンゴの木に

いつ実がなるかを待ち遠しく待っています。

 

でも、来る日も来る日もリンゴは実らず、

他のリンゴの木をみては羨ましく思うばかり...

 

ある日眠るまえ、こころをこめてお祈りすると

次の日の朝、リンゴの木には小さな白い花が咲いていました。

 

ワルターは大喜び。

それから、ついにりんごがひとつ実りました。

 

しかし、少しばかり欲のでたワルターは、リンゴがどんどん大きくなっても

もう少しもう少し...となかなか売ろうとしません。

 

するとリンゴはみるみるうちに、とんでもなくおおきくなって、

 

人びとから「おばけリンゴ」とからかわれ、売りに出しても売れない始末。

 

困ったワルターにこのあと、びっくりするような展開が待ち受けています!

この後のおはなしはぜひ、直接本を手に取ってみてください🍎

 

ポーランド生まれの作者、ヤーノシュは独学で絵を描き始め、

独特なタッチで

愛嬌ある主人公ワルターやきれいで可愛らしい風景を描いています。

 

後半に出てくる”ひみつけいさつかん”達のとぼけた活躍ぶりにもぜひご注目!

 

Mでした🍎