祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

たいようのおなら

本日、長崎は台風が来ていますが、

通常通り、開館しています☆

雨風がおさまって安全になってから、

お気をつけていらして下さい。

倒木で多少、庭道が狭くなって

おりますので、足元にご注意して

お入り下さい。

皆さまのご来館をお待ちしております🎵

~祈りの丘絵本美術館・子どもの本の店童話館~

 

さて、本日の本のご紹介はこちらより↓

童話館書店では

絵本や児童書のほかに、詩集も数多く取り揃えています♪

今回はその中で、子どもたちの感性が爆発しまくりの

こちらをご紹介。

 

子どもの詩集 たいようのおなら/灰谷健次郎編/長新太絵/のら書店

 

 

タイトルにもなった、インパクト抜群の

たいようのおなら という詩は

弱冠7才の女の子が書いた作品で

見事この詩集の1ページ目を飾っています。

 

他のどの詩も、子どもならではの視点で物事をとらえていて

残念ながら大人になってしまった私には

ちょっと理解できない感性で書かれており

読みながら

『どうしてーーー?!』とか

『うそでしょーーー?!』

という声が思わず出てしまいそうになります。

 

それから、子どもならではの切り口で大人をみていて、

例えば6さいの男の子が書いたおとうさんの詩は

 

ぼくのおとうさんは

ばんやなのに

こめをたべる

 

という、すごくシンプルだけど、これぞ、言いえて妙!という視点。

素晴らしいです。

 

詩集は、順番にページをめくるのもいいですが

何となく手の届く場所に置いておいて

ぱっとめくったページを読んでみるっていうのもいいですよね。

案外今の自分に元気をくれるような

ぴったりの言葉に出会えるかもしれません♪

 

この詩集を読み終えたら、きっと読む前より元気になっているはずです☆

 

 

8才の女の子が、「男にうまれたら」という詩で

もし男にうまれたらにょうぼうとちゃんばらしてやる

と書いていて、心の底から『なんでやねん!』と突っ込んだスタッフM