ちいさいおうち
雨続きの 長崎ランタン祭り ですが、
ようやく 晴れ間が☀
庭の木々に 雨露が きらきら
まぶしく光っています✨
さて、本日 ご紹介するのは
昔から 子どもたちに 愛される こちらの絵本📖
![](https://douwakan.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/5d96d8ca781c861389ff924af1ed27f9.jpg)
上:「ちいさいおうち」岩波書店
バージニア・リー・バートン/文と絵
石井桃子/訳
下左:ちいさいおうち 洋書 下右:ちいさいおうち 洋書 ペーパーバック版
共に、輸入卸元・(株)岩崎書店 絵本の家事業部
元は、作者が 2人の息子のために 描いた 作品だそうです。
静かな田舎に たつ ちいさいおうちは、
自然の草木や動物、いなかの人々に囲まれて
とても幸せに ゆったりと 時を過ごしていましたが・・・
そのうち、周りに 道路ができ、工場がたち、
電車が通り、高いビルに囲まれて・・・
ちいさいおうちは、しっかり がんじょうなまま
昔と変わらず そこに いますが、
時代だけが どんどん移り変わっていく様子を
同じ 丸みのある構図で 見事に描いています。
(構図は、「100まんびきのねこ」から影響を受けたそう)
![](https://douwakan.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/f6c316c15845fe4e89f9441e9fab6700.jpg)
「100まんびきのねこ」
福音館書店 ワンダ・ガアグ 文・絵 /石井桃子・訳
文字も 全体のデザインの1部として とらえた
ページは、どれも 調和がとれていて、
絵本の見返しや 表題のデザインも 美しく、
自然や人々の 変化が 細部まで 描き込まれていて、
何度読んでも 見飽きることがありません。
1943年のコルデコット賞のスピーチで、バートンは
「太陽が昇り沈むことで1日を、月の満ち欠けで1カ月を、
四季の移り変わりで1年を 表現しました」
と、語ったそうです。
英語版には、表紙の絵の おうちの入り口に、
「HER-STORY」と 刻まれています。
「歴史」を意味する「HISTORY」に
かけたもの だそうですが、
HISではなく HERと記したところに、
常に 女性を主人公にした 絵本を 描いた
バートンの 意思が 伝わってきます。
都会のビルに囲まれて、寂しさを感じ、
田舎を懐かしむ ちいさいおうち が、
最後どうなるのか・・・
ぜひ、和英両訳で 楽しんでみてください!
世代を超えて 大事にされた ちいさいおうち のように、
親子3代で 大切に読んで欲しい 作品です🏠
1階の書店部には、
ちいさいおうちオリジナルグッズコーナーも☆
![](https://douwakan.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/8f90e0b914a202068c3471b21a0c39ca.jpg)
<バートングッズ>
トートバック、タオルハンカチ、A4ファイル、マスキングテープ、ポストカード
![](https://douwakan.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/32b398b96557de701e9422ceed3c3aae-e1578209682631.jpg)
ブロックメモ帳(同デザインの一筆箋も入荷予定)
グッズ製造・販売 / ㈱岩崎書店 絵本の家事業部
かわいいお土産を お探しの方、
ぜひ 寄ってみてください♪
最近、引っ越し、バリアフリー、2世帯・・と
家について考える機会が多い Fでした~