祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

ねずみじょうど

ねずみじょうど

と聞いてもピンとこない方、いませんか?

 

では、おむすびころりん

と聞くとどうですか?

 

 

知っている!という方、多いと思います🍙♪

ねずみじょうど / 丸木位里・画 / 瀬田貞二・再話 / 福音館書店

 

むかしむかしあるところに 貧乏なおじいさんとおばあさんがいました。

おじいさんは、おばあさんがこさえたそばもちをもって山へ芝刈りに行きました。

(おむすびではなくここでは「そばもち」なんです。より当時の生活がわかって面白い)

 

お昼になり、さあ そばもちを食べようと口を大きくあーん…

 

そこで手がすべってそばもちが、ころころころ・・・

 

ころりん!

 

 

さあ大変。大事なそばもちを落としてしまったおじいさん。

でも落とした先はねずみの国で・・・?

 

 

 

 

 

 

🐭

 

 

 

 

 

ここまで聞いたらもう結末までわかりますよね?

 

でも 私はこの絵本のおしまいのページでびっくりしたんです!

 

だって、

貧乏なおじいさんがねずみからお礼をどっさりもらったと聞きつけた

おとなりのおじいさん。

無理矢理ねずみの巣穴にそばもちをおしこんで

お礼の舞をろくに見もせず お土産の金銀財宝をせがんだ結果、

 

なんと

 

モグラになっちゃったんです!

 

 

 

 

え!

 

みなさん知っていましたか?

 

傲慢なおじいさんが トホホ となったところでおしまいかな~

なんて呑気にページをめくってしまったので

あまりの結末に あいた口がふさがらないとは このこと!

 

 

他のむかしばなしの絵本も読み返したくなったのでした…!

 

 

とっぴんぱらりのぴい!

 

 

 

スタッフM🐭