同じ作品でも・・・🐈
今日もまたまた3冊を読み比べしてみました。
『長靴をはいた猫』です🐈♪
むかし貧しい【粉屋】の主人が亡くなり、3人の息子にわずかながら
遺産を遺しました。
長男は水車小屋を、次男はロバを、三番目の息子にはなにもなく
ねこがのこりました。
でもそのねこはちょっと普通のねこと違って・・・
という有名なお話ですね🐈

ガルドンのながぐつをはいたねこ / ポール・ガルドン作 / 寺岡恂 訳/ ほるぷ出版
先日赤ずきんちゃんでも紹介した作家のポール・ガルドン。
この作者が描くと表情が生き生きしていて、ねこの表情なんかはもう最高です!
お話も、ガルドン自身が面白おかしく創りかえ、
新しいおはなしを読んでいる新鮮な気分に!

長ぐつをはいたねこ / ハンス・フィッシャー文・絵 / 矢川澄子 訳/ 福音館書店
『こねこのぴっち』で知られるハンス・フィッシャーが手掛けると
こんなセンスあるおしゃれな一冊になるのか!と、
つい何度もページをめくりました。
ストーリーは読み手に語りかけるようで、
温かさが伝わってきます。

長ぐつをはいたねこ / ウォルター・クレイン絵 / 秋野翔一郎 文/ 童話館出版
3冊目のこちらの絵を手掛けたのは、今から150年以上前の肖像画家。
日本の浮世絵に強く影響をうけたようで、絵本の中にも”うちわ”が出てきたり
細かい部分も楽しめる、見ごたえある一冊です。
う~ん、どれをとっても違うよさがある!
ぜひ店内でゆっくりじっくり読んでみてください📖🐈
スタッフⅯ