波は来て、還す
今週からはじまった企画展【波は来て、還す】
本来なら波は来て、[返す]ものなのですが
タイトルにちょっと思いを込めてみました。
今回のふたりの作家、太田大八(おおただいはち)・清水崑(しみずこん)は
幼少期を長崎で過ごしました。
長崎生まれの清水崑さんは上京して絵を学び、漫画家として売れっ子になった後も、ずっと長崎に思いを馳せていたそう。
太田大八さんも長崎を出たあと、日本にとどまらず世界を舞台に多くの作品をのこしましたが、時折長崎へきては夜の情緒ある街を楽しんでいたそうです。
そんな二人の作品が、長崎の海の波のように
もとある場所へ還って来た。
そんなふうに原画をみると、作品に留まらず
二人の作家自身が還って来たような錯覚も感じませんか…?
長崎を代表する二人の作家に会いに、ぜひお越しください♪
スタッフM🚢
祈りの丘絵本美術館・子どもの本の店童話館は
通常営業中です。
開館時間は10時から17時半(開館17時まで)
引き続き、感染対策を徹底して 皆様のご来館をお待ちしています!