祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

うちの本棚より・・・     ロバート・ウェストール

6月27日 蒸し暑さに負けそう・・・

会社に着くと、とりあえず水分補給です!

 

またまたわたくしIの好きな本の話。

今日も熱く語ってしまいます。

 

いつもの私なら

一見、手に取らないであろう表紙と書名

「”機関銃要塞”の少年たち」評論社 ロバート・ウェストール(作) 越智道雄(訳)

わが社の「童話館ぶっくくらぶ」で

配本されるリストに入っていたので

何年か前になんとなく読みました。

一気読み!!引き込まれました!

 

そしてこの本

「クリスマスの幽霊」 徳間書店 ロバート・ウェストール(作) ジョン・ロレンス(絵) 坂崎麻子・光野多惠子(訳)

少し読みやすい物語。

お父さんと息子の絆を感じます。

 

ウェストールの作品で私が一番好きなのが

「海辺の王国」 徳間書店 ロバート・ウェストール(作) 坂崎麻子(訳)

いつまでも心に残る、強い物語です。

ラストは泣けました・・・。

 

どれも戦争の時代が描かれてあり、

仲間、友情、父と子、の物語が多く、

期待通りの優しい展開ではないかも。

でも、厳しい物語だからこそ『絆』が

泣けるほど強く描かれてあるのです。

 

決して難しく暗い感じは残りませんが、

どの物語も、読み終わった後は

しゃべりたくなく、しばらく浸っていたい

感じが残ります。

こんな気持ちにさせてもらえる物語は

そうありません……

何回も読んで味わいたくなります。

今もうちの本棚で毎日背表紙を見てます。

 

ロバート・ウェストールの物語が

大好きです。

 

男の友情と言えば、海外ドラマ『プリズンブレイク』!!男同士の熱い友情にあこがれた、わたくしIなのでした★★★