祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

おこだでませんように

もうすぐ 七夕ですね🎋

今日 ご紹介するのは、

たんざく に こんな願いを 書いた 男の子の お話。

「おこだでませんように」

「おこだでませんように」小学館
くすのきしげのり・作/石井聖岳・絵

「あーあ、ぼくは いつも おこられてばっかりや。」

小1の ぼく は、らんぼうもの と 思われて

家でも 学校でも おこられてばかり。

せっかく 1ねんせいに なったのに。。

「ぼくは・・・「わるいこ」なんやろか・・・。」

わがままを いう 妹や、

先に いじわるを 言った 友だちや、

お母さんに きれいで いてほしくて 言った 言葉だったり、

理由は いろいろ あるのに・・・。

そんな 不器用な ぼく が、

たなばたさまの おねがい に 書いたのは・・・?

 

以前のスタッフさんに、「これ、いい話ですよ~」と

すすめられた 1冊。

まず、表紙の 男の子の、黙って 横を向く

涙をぐっとこらえた 表情に 心を つかまれました!

クラスに 1人は、何をしても 怒られる

こんな 男の子 いませんでしたか?

せつせつと 語られる 小学生男子の 胸の内に、

最後は たんざく で 願いを 知った せんせいと 一緒に、

思わず 泣いてしまうかも!

 

理解できない 男の子の 行動にも、

ちゃんと わけがあり、気持ちがある・・・!

男の子ママは もちろん、

親世代に ぜひ 読んでほしい 絵本です!

読み終えた後は、きっと

お子さんを 抱きしめたくなりますよ~

 

スタッフFでした☆