お月さま と 虫の声
9月半ばを過ぎて、
スーッと吹く風に、秋の気配を
感じるようになりましたね。
見上げると、空高くに いわし雲、
草むらからは、リーリーと虫の声。
いつの間にか 季節が移りつつあります。
今日は、昨日のMさんに続き、
エリック・カールさんの 作品を2冊、
秋の絵本コーナーから ご紹介!

左:「だんまりこおろぎ」
訳・くどうなおこ
右:「パパ、お月さまとって!」
訳・もりひさし
共に、偕成社、エリック・カール・作
「だんまりこおろぎ」
こおろぎぼうや は、みんなに あいさつ したくて、
小さな羽を こすりますが、なかなか 音が でません。
ばった、かまきり、あおむし、あわふきむし、せみ、ハチ、
とんぼ、カ、蛾・・・と 次々に 通りすぎますが・・?
ためにためて、やっと聴ける 最後のページの
美しい羽の音に、うっとり!
何度も聴きたくなりますが、
そこは 電池切れもあるので、ガマンがまん。
こおろぎの 声を
ーまるで だれかに あいたくて でんわを かけてるみたいー
と 表現する、
詩人 くどうなおこさんの
前書きと後書きが 素敵です✨
「パパ、お月さまとって!」
娘のモニカに、お月さまとって!と せがまれた お父さん。
長い長い はしごを 山のてっぺに かけて、
お月さまを 取りに行きますが・・!?
はしごと 共に、縦に横に ページが広がる しかけ絵本です。
月の満ち欠け が、ストーリーの もう1つの 面白さ☽
エリック・カールさんが 娘のために 描いた こちらの絵本📖
ぜひ、テーブルや床に 大きく広げて 楽しんでみて下さい♪
絵本を楽しんだら、
今度は、少し外に出て 月をながめたり、
テレビを消して、虫の声に 耳を傾けたり。
ぜひ、心と体で 秋の気配を 感じてみてください🍂
スタッフFでした~