祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

お魚たちの演芸会

先日、家人が 長崎近郊の海で、

釣り仲間と たくさんの魚を 釣ってきました♪

今が旬の、鯛やイサキ、アラカブ などなど🐡🐟🐠

海の上から 贈ってきた こちらの 魚の写真を見た瞬間・・・

思い出した 絵本!

「あたごの浦(讃岐のおはなし)」福音館書店
脇和子・脇明子・再話/大道あや・画

・・・の裏表紙!

月のきれいな晩、大きなタコが 砂浜にあがって

畑のナスを 食べだすと、タイも あがってきて、

お魚たちを 集めて、演芸会をしよう!ということに。

歌ったり踊ったり、宴も 盛り上がってきた頃に、

タイやフグ、タコにカレイが 次々と 松の木に

登って、かくし芸を 披露し始めます・・・

月のきれいな晩の 讃岐の不思議な昔話🌕🌊

 

讃岐弁で 語られる おはなしも、

大道あやさんの ユーモラスで

にぎやかな 生命力あふれる絵も、

なんとも独特で、妙に 惹き込まれます。

魚たちの「妙々々々々々(みょうゝゝゝゝゝ)」

という、喝采が 月夜に 聞こえてきそう・・・!

 

これから、海へ出かけることも多くなる 季節ですが、

昼間の まぶしい太陽の下の海辺から 一転、

日の沈んだ後の お魚たちだけの 夜の海辺を

想像したくなる絵本です♪

 

こちらは、1階書店の大道あやさんのコーナーで

お求めいただけます。

ぜひ3階の 大道あやさんの他の作品の 原画展と

あわせて、観にいらしてください☆

 

絵本のお魚たちを思い浮かべながらも、おさしみ、塩焼き、煮つけ・・と釣れたお魚をおいしくいただいたFでした🔪🍳