祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

だれでもアーティスト

いよいよ 秋も深まってきましたね🍂

皆さんは、どんな秋を 過ごしていますか?

食欲の秋?スポーツの秋?読書の秋?

それとも、芸術の秋・・・?🖌

 

昔、「たけしの誰でもピカソ」という テレビ番組を

毎週 楽しみに 観ていました📺

そのタイトル通り、一風変わった 素人のアーティストの方々が

たくさん 出ていて、本物も 顔負けの作品も!

なぜ、急に 思い出したのかというと・・・

 

ぶっくくらぶの 夏のパンフレットに

紹介されていた こちらの絵本📖

「だれでもアーティスト」岩波書店
ドーリング・キンダースリー社・編/結城昌子・訳

タイトルからして、面白そう!!

・・と、早速 手に取ってみると、

 

紀元前の 洞窟壁画~ 現代のポップアートまで、

ジャンルも 時も場所も いろいろな 有名な14作品が、

写真と わかりやすい詳細な説明で

紹介されていました!

 

それぞれ 作品の紹介コーナー&

身近な素材で作る 挑戦コーナー があり、

子どもから 大人まで 楽しめる、

副題通り まさに 「自由研究の宝箱」✨

 

自然の素材で作る アフリカの仮面や、

アクリル絵の具や ピザの台紙でつくる 版画の葛飾北斎、

好きな音楽をかけながら カラーペンなどで描く ロシアのカンディンスキー、

水彩絵の具と 手づくりの色カードで つくる ドイツのパウル・クレー、

などなど、写真の手順を 見ているだけで 楽しい♬

 

どの作品ページも 最初に、実際の大きさが わかるよう、

人型🚹との対比が 小さく載っているのも、気が利いてます!

 

イギリスで出版されたという、こちらの絵本。

対象年令の 4才~には、ちょっと難しいのでは?

と 思いましたが、

親子で ちょっぴり苦労して 作ってこそ、

作品を作ったアーティストの 情熱と大変さが

子どもにも 伝わるのかも??

 

音楽は、昔や今の作品を、

歌ったり 演奏することも 多いですが、

絵や彫刻を 模倣する機会は、

意外に少ないですよね。

マネしてみると、気づかなかった 多くの発見があって、

より作品が 身近になって 心に残ると 思います✨

この絵本をきっかけに、ぜひ 挑戦してみてください♪

 

子どもの頃、ぐりとぐらの絵本を 丸1冊 描いてみたことを 思い出した、スタッフFでした~