アレックス・シアラーを 好きなわけ
物語の中に現実逃避をしてしまう
私ですが、アレックス・シアラーの
物語には、現実に戻る時に『力』を
与えてくれる魅力があります。
最初の出会いは
「13カ月と13週と13日と満月の夜」訳:金原瑞人 求龍堂
15年前、娘が夏休みの読書感想文に
選んだこの1冊。
結末がどうなるのかスリリングで、
面白くて面白くて、
先日読み返してみて
やっぱり面白かったです!
それぞれに深い思い入れがあります。
1冊1冊語りたいけど……
「魔法があるなら」は、
母親はユーモアを忘れてはいけない!
と楽しく生きる気にさせてくれました。
そして、
「スノードーム」訳:石田文子 求龍堂
ずっと心に残っている
奇想天外でせつない物語。
自分の胸だけに秘めていたい本です。
いろんな経験をした作家が描く物語は
とにかくユーモアにあふれています。
さて、写真を撮る時に、
いちばん感動して泣いた
「青空の向こうに」がない!
と探し回って…あ、大好きな本だから
大好きな甥っ子にあげたんだった…と
思い出しました。
物語が終わった後に
「現実の世界でも、強く楽しく
ユーモアをもって生きていかなきゃ」
と思わせてくれる
アレックス・シアラーが大好きです。
「チョコレート・アンダー・グラウンド」訳:金原瑞人(求龍堂)「ガラスの封筒と海と」訳:金原瑞人・西本かおる(求龍堂)「ミッシング」訳:金原瑞人(竹書房)「透明人間のくつ下」訳:金原瑞人(竹書房)「ラベルのない缶詰をめぐる冒険」訳:金原瑞人(竹書房)「チェンジ!ぼくたちのとりかえっこ大作戦」訳:奥野節子・佐々木ひとみ(ダイヤモンド)「海のはてまで連れてって」訳:金原瑞人(ダイヤモンド社 ※絶版)「ボーイズ・ドリーム」訳:鈴木彩織 (PHP研究所 ※絶版)「魔法があるなら」訳:野津智子(PHP研究所)
アラフィフスタッフ I でした。