今日の絵本は

メキシコのクリスマスのおはなしです。

「クリスマスまであと九日ーセシのポサダの日ー」/ エッツ&ラバスディダ　作 /　たなべいすず　訳 / 冨山房

メキシコのクリスマスの慣習に『ポサダ』があります。

ポサダとはクリスマスの前の９日間、毎晩あちこちの家で行われるパーティーで

ピニャタとよばれる、中が空洞になった大きな飾りに

おかしやおもちゃなどをたくさん詰めて吊るし、

目隠しをした子どもがまわりにちょっかいをだされながらもそれを割るんです！

するとピニャタにはいっていたお菓子などがパラパラ～っと降ってきて

子どもたちがいっせいにそれを拾い集める♪♪♪

なんだか南国のメキシコらしい明るい慣わしですよね。

この絵本の主人公セシちゃんは、はじめて自分の家でポサダを開催するのが嬉しい反面

せっかくの自分のピニャタが割られるのが悲しくてたまりません。

マーケットでじっくり選んだお気に入りのピニャタ。

それが壊されて、なくなっちゃうなんて…！

でも物語の最後、セシちゃんは　素敵なあるもの　を見つけます・・・

空想が好きで純粋な女の子セシちゃんと、ぜひ皆さんにも出会ってほしいです🌟

ブログを書きながら、ポサダとピニャタが頭の中でこんがらがった

スタッフMでした～