祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

コロボックル物語

小学校の時に出会った、

初恋の作品をご紹介します♡

コロボックルたちに会いたくなって、

何度シリーズを読み返したことか~

コロボックル物語①だれも知らない小さな国 講談社
佐藤さとる/作・村上勉/絵

 

コロボックルとは、

目にもとまらぬ速さで動き、

聞き取れないくらいの早口で話す、

頭の回転も速い、

3センチほどの小人たち。

日本のどこかの小山に、

自分たちの小さな国を持ち、

自然のものや人間のものを、

自分たちなりに工夫して

取り入れて、暮らしています。

勇気と用心深さを兼ねそなえ、

ピンチの時も、

冷静さとユーモアを忘れません♪

リアリティあふれる描写に、

今でも日本のどこかにいるんじゃ

ないかと、信じてしまうほど!

 

子どもの頃は、秘密の「みかた」に

選ばれた主人公のせいたかさんが

羨ましくて、よく目の端で

彼らを探していました。

初恋のおちび先生を始め、

さりげなく関わる他の登場人物たちも、

なんとも素敵!

 

大人でも楽しめるので、

見かけたらぜひ、

手に取ってみて下さい♪

個性豊かなコロボックルたちの魅力に

ハマること間違いなし!です。

 

★「コロボックル物語シリーズ」作/佐藤さとる・絵/村上勉 講談社

1 だれも知らない小さな国

2 豆つぶほどの小さな犬

3 星からおちた小さな人

4 ふしぎな目をした男の子

5 小さな国のつづきの話

6 小さな人のむかしの話

続編「だれもが知ってる小さな国」作/有川浩・絵/村上勉 講談社

※1作目は別格として、個人的には、

シリーズ2作目のコロボックルたち

の恋のお話が大好きでした♡

登場人物のその後や、コロボックルの

国の進化など、シリーズを通して読むと、

楽しみが広がりますよ~。

※佐藤さとるさん&村上勉さん(絵)の

黄金コンビで続いたシリーズですが、

原作者公認で、有川浩さんが書いた

続編も、数年前に出版されました。

佐藤さとるさんの他の作品群に

ついては、また別の機会に♪

スタッフF