祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

ツバメの歌

 

 

【ツバメの歌 レオ・ポリティ文と絵 (作中二話目 ロバの旅 アン・ノーラン・クラーク文・レオ・ポリティ絵)/ 石井桃子訳 / 岩波書店 】

 

ジュアンは自然美しい町にすむ男の子。

教会の鐘を鳴らしたり、教会の庭の手入れをしている

ジュリアンじいさんと仲良しです。

きれいな庭にやってくる生き物の中でジュアンが

特にお気に入りなのが毎年やってくるツバメです。

 

 

🐤

 

 

1週間ほど前、いつも通る道に2つツバメの巣ができていることに

気が付きました。

家の入口にできているのを見ると

『毎日出入りするときに大変だろうな…』と思う反面

見たことも会ったこともないその家に住む人が

きっと優しい人なんだろうな と温かい気持ちになります♪

 

 

このお話のジュアンもとっても優しくてかわいらしい男の子。

来年もツバメがもどってきたら、教会だけじゃなく

自分の家にもきてほしい、と

ジュリアンじいさんが手入れした庭に負けないくらい

自分の家もツバメが住みよいようにきれいにするのです。

 

お話の途中には楽譜付きでかわいいツバメの歌がでてきます。

 

とんできたら よぶでしょう

まどに すを かけるでしょう

たびのおはなしをして つばめは またくるでしょう

おにわのかわいいおはなを みんな ほめてくれるでしょう

おたがいによびながら つばめは またくるでしょう

 

石井桃子さんの訳もまたかわいらしいです♪

スタッフⅯでした🐤