ハーメルンの笛ふき男
先日、テレビで
世界の街歩きの番組を 観ていたら…
ドイツのハーメルンの街が
紹介されてました。
メルヘン街道に続く、かわいい街並み🏠❁
通りには、ハーメルンの笛吹き男の 銅像が!
大きな広場では、カラフルな衣装を着た
笛吹き男や、ネズミの着ぐるみを着た
子どもたちが、市民劇を 演じていました。
観ていた家族との会話。。。
「ハーメルンの笛吹きって、
どんな話だっけ?」
「えー、知らないの⁈
ハーメルンの街に ネズミが大発生して、
退治した人に 領主みたいな人が
お金をあげるって言ってたんだけど、
不思議な笛で ネズミを退治した
笛吹き男に、何もあげなかったんで、
怒って 子どもたちを笛で集めて
どこかに 連れて行っちゃったんだよー」
「なんか怖い話だね」
「そうだねー。
グリムって、意外と怖いよね」
・・と、うろ覚えで ストーリーを 説明したものの、
これで合ってるんだっけ??
という訳で、改めて読み直してみました。
14世紀に 実際に起きた、
ネズミの異常発生や 子ども達の
神かくし事件を 題材にした 物語。
今でも 謎に包まれたまま、
伝承として 語り継がれています。
ロジャー・デュボアザンの 明るい色彩で 描かれた
大判のこちらの絵本は、かなり読み応えがあり、
交互の モノクロページ、カラーページも 緩急になって、
ぐいぐい 引き込まれます。
文章は、イギリスの有名な詩人 ロバート・ブラウニング。
市長(領主ではなかった!)たちの ずるさ、
笛の音に 魅惑された ネズミの気持ち、
残された子が語る、山の向こうの 子どもの楽園・・・
かなり詳細にわたって 語られています。
子どもたちの 行き先は…?
結末は、少し大きくなったお子さんと
ぜひ一緒に 想像してみてください☆彡
ぶっくくらぶでは、8〜9才コースに 入っています📖
一度、笛ふき男の 魔法の笛の音を 聞いてみたい Fでした~