祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

ポットくんのおしり

ポットくんのおしり / 文・真木文絵 / 絵・石倉ヒロユキ / 福音館書店

 

ぽかぽかとお日様が照る庭で、ポットくんは目を覚ましました。

そこにはスイセンのいいにおい。

 

からっぽのポットくん、ふと自分のおしりに穴があいていることに気付きます。

 

「どうしてぼくのおしりにはあながあいてるの?」

 

ポットくんの質問に、じょうろさんやミミズくんは答えられません。

 

シャベルのおしゃべりじいさんに聞いてみようと、みんなで庭を歩いていると

泣いているヒヤシンスの球根ちゃんに出会います。

 

「みんなあたたかい土の中なのに、私だけ忘れられちゃった!」

 

ポットくんはひらめいて、自分の中でヒヤシンスちゃんを育ててあげることにします。

その時ようやく、おしりの穴の意味がわかって…

 

 

 

 

 

 

春が近づくこの季節に読める、なにかいい絵本はないかなあと探していると

この絵本に出会いました。

スイセンやヒヤシンスの他にも、パンジーやムスカリ、チューリップなど

かわいい春のお花がたくさん出てくるかわいい1冊です🌷

 

 

 

スタッフM