ムーミン谷の夏まつり
こんにちは♩
連休が明けてこの数日は、体も心も本調子に戻らない…!という方も多かったのではないでしょうか。
今日は土曜日。
ちょっとゆっくりじっくり、本を読みませんか?
そんなわけで今日は
ムーミンシリーズよりこちらを ↓↓

ムーミン谷の夏まつり / トーベ・ヤンソン=作・絵 / 下村隆一=訳 / 講談社 発行
ムーミン谷の中の魅力的なキャラクターの一人に
スナフキンがいますね。
彼は旅人で、世の中を自由にさすらいます。
毎年ふらっと旅へでて、春になると帰ってくるスナフキンですが
この物語では5月になっても帰ってきません。
スナフキンを好きで尊敬しているムーミントロールは
彼の身になにが起きたんだろう…と
むし暑い夏を、心ここにあらずといった風に過ごしていました。
そうして とうとうスナフキンは
6月になってもいっこうに現れず
代わりにこの夏ムーミン谷をひどい大洪水がおそいます!
*
混乱の中、でも どこかのんきに見えるムーミン一家。
家が水浸しになってもママは
ママレードジャムが水に流されたことを気にしているし
パパは、ムーミントロールのサンドウィッチの包み紙に
「おはよう。」とかいてみたり。
*
でもかえって、こういうピンチのとき
大人がいつもどおり過ごしたり
のんきに楽しみを見つけている様子が
ムーミントロールの勇気ある行動につながっているのかもしれません。
ムーミンママはいつもムーミントロールを心配しつつも、
スリルを楽しむ息子のジャマをしないように配慮しています。
そんな様子がほほえましい♩
さてさて物語の中盤、夏まつりのイブにようやくスナフキンが登場して
お話は一気に加速します!
名言がちりばめられた物語をぼんやりと読んで、
素敵な言葉にはっと出会うのも、いいなあ~と思うMでした📖