祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

七月七日 たなばた 🎋

今日は 七夕の日です。

おりひめ と ひこぼし のせつないお話は

だれでも 一度は聞いたことが あるかと思いますが、

ちゃんと覚えているか と言われれば・・・

何となく あやふやな感じです。

 

「たなばた」福音館書店
君島久子(再話)
初山滋(画)

 

たなばたの、おりひめ と ひこぼし のおはなしを、

美しい絵で描いた絵本です。

一年に一度だけ、

かささぎが 天の川にかける 橋を渡って

会えるようになった ふたりの、

せつない愛のお話を 読んでみて下さい。

 

七夕に よく雨が降るのは、

おりひめが流す涙 だそうです。

 

そして、七夕には、大きな笹に

願いごとをかいた 短冊を飾りますね。

短冊を 笹に飾る風習は、江戸時代から 始まったそうです。

こちら・・・近くの諏訪神社。

大浦町の諏訪神社
撮影:スタッフM

茅の輪(かやのわ)くぐりで、

半年分の葯を祓う『夏越しの祓(なごしのはらえ)』

大浦天主堂の 近くに あるので、

観光客の方が、くぐっているのを 目にしました。

この 茅の輪の両脇の笹竹に ちなんで、

短冊を 笹にかざる風習が 始まったとのこと。

 

厄を祓うのも、願いごとを書くのも、

天の川、星にお願いごとをするのも、

みんなが 幸せになるようにとの 思いからですね。

 

七夕の夜には、夜空を見上げて天の川を探してしまいます。Iでした ☆