祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

三びきのごきげんなライオン

絵本の表紙を眺めていると、不思議と「3」という数字をよく目にします。

三びきのこぶた、三びきのやぎのがらがらどん、森の中で女の子がみつけたおうちに住んでいたのも三びきのくまさんでしたよね。

 

「三びきのごきげんなライオン」
ぶん/ルイーズ・ファティオ
え /ロジャー・デュボアザン
やく/はるみ こうへい
童話館出版

 

こちらの絵本は、三びきのライオンのお話というよりも「三びきめのライオン」のお話。

三びきめのライオンが、パパでもママでもない「三人目」の大事な誰かを探すお話です。

お嫁さんを探しに行くのではなく、自分がどう生きていくかを探す内容なのが

なんだか自分にも当てはまる気がして。

何度も読み返す大好きな絵本です。

 

最初から最後までずっとライオンのおとうさんが

「ライオンはかしこいんだから、

やろうとおもうしごとは やれるものなんだよ。」

って、息子を全肯定していてくれるのも嬉しい!

 

やりたい仕事をみつけて、それを一緒に楽しんでくれる誰かに出逢えるって、

きっととってもごきげんなことですね。

 

 

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