祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

不思議の国のアリス

 

先日、福岡市美術館に不思議の国のアリス展を観に行ってきました🐰

 

ディズニー映画のイメージが強く、その世界観が大好きな私ですが

兄が昔不思議の国、鏡の国とも小説を読んでいたことを思い出し

改めて原作を読んでみました。

やっぱり面白い!

 

左:不思議の国のアリス 右:鏡の国のアリス / ルイス・キャロル作 / 脇明子訳 / 岩波書店発行(岩波少年文庫)

 

今もたくさんのアーティストが影響を受けるのは

完ぺきに作り上げられた唯一無二の世界観が

確立しているからだなあと思います。

 

今回みた展覧会では、

作者ルイス・キャロルの生涯を振り返るものや

これまで映像や絵本、演劇などに形を変えて表現されてきた

様々なアリス作品が展示されていました。

 

その中で私が衝撃をうけたのが、

童話館ぶっくくらぶのリストにも入っていて

書店でも大変人気のあるこの絵本の作者

 

 

ジャイアント・ジャム・サンド / ジョン・ヴァ―ノン・ロード作 / 安西徹雄訳 / アリス館

 

 

なんと色んなアーティストの中の一人として

「アリス」の絵を描いていたのです!

 

 

ジャイアント・ジャム・サンドを読んだことがある方はわかると思いますが

とてもデザイン的で緻密な絵を描く作家さんです🍓

 

アリスの絵も、お洒落でかっこいい作品でした!

 

横浜で始まり、現在は福岡で(今月19日まで)開催中。

この後は静岡、名古屋、新潟を巡回するようなので

お近くにお住いの方は  ジョン・ヴァ―ノン・ロード が描いたアリスにも

ぜひ注目して見てください♪

 

 

I副館長に「面白いよ!」とおすすめしてもらい読んで、

「ジャイアント・ジャム・サンド」のお話も絵も大好きなスタッフMでした♪