子うさぎましろのお話
今回は、クリスマスの読み聞かせに
ぴったりの絵本をご紹介🎵🐇
1970年から、ずっと読み継がれてきた、
パパママ世代にもなつかしいお話です。
佐々木たづさんの美しい言葉づかいが、
耳からもスッと心に入ってきます。
子うさぎましろは、北の国の動物たちの子どもたちに
プレゼントを配るサンタさんから、何度も贈り物を
もらおうと、体に炭を塗り付け、別の子のふりを
しますが・・。
多分、嘘とわかっていてサンドイッチまで
食べさせてあげるサンタさんと、
騙したものの後悔して、もらった種を
一生懸命に土に植えるましろ。
2人のやりとりは、実際の大人と子どもの会話のようで、
サンタさんの優しさとましろの健気さに、
何度読んでも心がほっこり♡
最後に、種が大きなもみの木になって、
たくさんのおもちゃや金銀のベルが鳴る場面は、
幸せ感いっぱいの、素朴な美しい絵で✨
作者が、以前過ごしたアメリカのボストンの
静かな雪のクリスマスを思い出すというこの物語、
なぜかFはとても日本的なクリスマスの温もりを感じるのでした~