祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

小さなバイキングビッケ

本日は・・・

ビッケ、ビッケ、小さなバイキング~♬・・・という

テーマソングが すぐに浮かんでくる世代には

懐かしのアニメの 原作を ご紹介!

「小さなバイキングビッケ」評論社
ルーネル・ヨンソン・ 作 /エーヴェット・カールソン・絵/石渡利康・訳

現在、ぶっくくらぶの 11~12才向けのコースに入っています。

本はもちろん、アニメやラジオなどで 世界中で親しまれた

バイキングの少年ビッケの シリーズ第1作。

 

バイキングとは、北欧の海で8~11世紀頃に活躍した

いわゆる海賊たちのこと。

 

本書は、ビッケの初めての バイキング遠征のお話です🏴

荒くれ者のバイキングたちの中で、族長の息子でありながら

争いは好まず、知恵とユーモアで 危機をのりきるビッケ。

数々の冒険を経て、故郷に帰ってくる頃には、

体は小さくても みんなに頼りにされるようになります!

 

落とし穴の捕虜を助けたり、

ノコギリザメの刃を使って 牢屋から脱出したり、

火の矢を放って 仲間を助けたり、

道化師の被り物で変装して 逃げ出したり・・・

アニメでは、よいアイディアが浮かぶシーンでは、

ビッケの頭のまわりに 星のような火花が 飛びかっていました🎆

 

相手をやっつけたり、仲間を助けるだけでなく、

思いやりを忘れず、時には 相手の尊敬まで得てしまう・・・

この小さくて賢い主人公が、世界中で愛されるのもよくわかります。

毎回、どんな知恵で のりきるのか、わくわく♪

 

シリーズは全部で6巻。

個性的なバイキングたちの 冒険の旅を

ぜひ 楽しんでみて下さい☆

 

小学校の同級生に ビッケに似た男の子がいたな~と 懐かしく思い出すFでした☆