祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

居留地祭り

今日から3日間、当館のまわり

(長崎の大浦〜出島)では、

居留地祭りが 開催されます!

毎年、グラバー坂駆け上がり大会や

イベントで 賑わいますが、

今年は、コロナ対策に気をつつ、

地元から 元気を 届けたい!

という 思いで、開催に至ったとのこと。

長崎はかつて、幕末の鎖国時代に

唯一の 海外との窓口でした。

当館のある 南山手、東山手地区にも

たくさんの 外国の人々が 住んでいました。

 

居留地の名残りで、グラバー園はじめ、

古い洋館が 今でも残っていて、

新しく建てる建物の 多くも、

景観に合うよう 洋館風に

建てられています。

 

児童文学作品でも、

長崎の居留地を 舞台にした作品が♪

以前、Iさんも ブログで紹介した こちら。

「少女たちの帆を張って」あかね書房(現在、品切れ)
堀直子・作/佐竹美保・絵

「少女たちの帆をはって」

江戸時代に、密航して長崎にやって来た

中国の少女と、長崎の少女の

交流を描いた、冒険物語。

残念ながら、今は出版社で品切れですが

前に、ぶっくくらぶの 小学校高学年

コースに 入っていました。

 

作者は、数多くの 少女小説で

人気の 堀直子さん。

以前は、長崎に在住で、

当館にも よくいらして下さいました。

 

佐竹美保さんの絵も、物語の世界にぴったり!

当店の 堀直子さんコーナーには、

長崎のグラバー園や写真館を 舞台にした、

「そして永遠に瞳は笑う」(小峰書店)なども♪

少女たちの大活躍と、幕末の長崎ロマンを

ぜひ 味わってみて下さい!

長崎港や 唐人屋敷など、

居留地の 作品の舞台を

巡るのも、楽しいかもしれません🚢

歩くのに疲れたら、ぜひ

当館に、一休みしに来て下さい〜。

 

スタッフFでした☆