祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

春夏秋冬の絵本

本日は、はるなつあきふゆを描いた

童話館の絵本を2冊、ご紹介します♪

「みどりの目」童話館出版 エイブ・バーンバウム・作・絵/ほしかわなつこ・訳

こちらは、童話館ぶっくくらぶの

4~5才向けコースより☆

生まれたばかりの子ねこが、

段ボールからはい出て初めて体験する、

四季の自然や農場の動物との触れ合いを、

大胆な筆づかいでのびのびと描いた、

コルデコット賞受賞の大型絵本です。

子ねこの可愛らしい淡々とした語り口が魅力的♪

 

人間は出てきませんが、さりげなく毛布が

敷いてあったり、冬はヒーターの横に箱を

置いていたり、ねこが大きくなると

箱も大きくなったり・・

子ねこは帰る箱があるので、安心して

外の世界へ冒険しに行って帰ってきます。

幼い子どもも、こんな風に温かくさりげなく

見守ってあげたいな~、と思わせてくれます。

そして、外に住むねこ達にも、

こんな温かい帰る場所があることを🐱

「はるは」童話館出版
ジャニーナ・ドマンスカ・作/谷川俊太郎・訳

こちらは、ぶっくくらぶの2~3才向けのコースより、

全くタイプに違う、いぬが主人公の不思議なデザインの絵本。

谷川俊太郎さんの言葉のリズムの面白さと、

四季の情景をこんな表現で!?という

新鮮な驚きがあって、

自分用に買ってしまいました☆

 

1年の始まりの月に、

1冊で春夏秋冬まるごと楽しめる

絵本を読んでみるのも

いいかもしれませんね~🌸☀🍁⛄

スタッフF