祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

江戸!江戸!太田大輔さんの絵本

10月3日 秋晴れの一日が始まります。

 

太田大輔さんの絵本を読んで、

江戸は味がある、面白い!と思いました。

「カラクリ江戸あんない」福音館 太田大輔(文・絵)

この絵本は、おじいちゃんが発明したカラクリで、

男の子と女の子が、江戸の人びとの生活をのぞくお話です。

江戸のページの色合いが好きです。

 

東京生まれの太田大輔さんはとにかく

江戸に詳しく何でも知ってます!

江戸博士です。

 

そんな太田大輔さんの絵と江戸を存分に楽しめる、

こちらの絵本もご紹介。

妖怪小僧が江戸のまちを案内してくれる絵本。

「絵本 江戸のまち」講談社 太田大輔

(この妖怪小僧、大輔さんに似てる……フフフ。)

江戸のまちを細かく楽しくわかりやすく描いているうえに、

妖怪小僧といろんなキャラクターが各ページに

かくれて描かれてあります。

「さがしもの絵本」の楽しさも味わえます!

(続編が楽しみ ♫ )

 

そして、ファンタジー江戸小説、

動物だけしかいない江戸時代があったら、という物語。

「江戸の象吉」講談社 太田大輔

日本橋の魚屋で働くために江戸にやってきた

やさしくて力持ちのゾウの象吉のおはなし。

時代背景がしっかり描かれてあって、

読みやすいうえに、大人が読んでも読みごたえあります。

 

江戸の物語を書く前の、太田大輔さんのポップなイラストも大好きなIでした。