祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

瀬戸内国際芸術祭③四国へタイムスリップ

瀬戸内国際芸術祭②の 続き☆

女木島から、瀬戸内海の島々への玄関口

でもある 香川県の高松へ・・・🚢

 

郊外の 山の中にある 四国村 を 訪れました。

こちらも 会場の一つで、国内外のアーティストが

広い敷地内に 作品を 展示しています。

四国村 入口

四国村 農村歌舞伎舞台…芸術祭中に、実際に歌舞伎の上演もあり

四国村 石の泉

山道へ 入っていくと、四国各地から 集めた

12棟の 古民家や農村歌舞伎の舞台、石の滝のランドスケープ、

印象派の絵画や 中東の骨董品など 展示した

安藤忠雄さん設計の 四国村ギャラリー、

吊り橋のある池、古い灯台のある 海の歴史の民族村 など、

かつての 日本の暮らしを 伝える

見どころが たくさん!

 

牛や馬の力を使った 昔の 砂糖や醤油作りの

民具や、古い井戸、漁師道具など、そのままの形で

残されていて、まるで 時が止まったかのよう。

 

それらに 現代のアーティストが 手を加え、

アート作品として 新たに よみがえらせています✨

四国村 滝のお地蔵様・・・ゆっくり散策していくと、あちこちの 草陰に 道祖神が…。 滝の裏にも 隠れていました。

 

昔の古民家と 現代アートの 不思議な融合に

すっかり 魅了されつつ・・・

 

再び 高松港へ戻り、

映画「二十四の瞳」のロケ地としても有名な 小豆島へ🚢

小豆島エンジェルロード 朝

ホテルの前は、1日2回、干潮時にのみ 現われる

エンジェルロード という 海の道でした👼

小豆島 瀬戸内海 夜

夜は、幻想的なムードに☽

 

小豆島は、瀬戸内海 最大の オリーブの島ですが、

今回は 半日しかなかったので、

港から 遠くない 迷路の町と

西の ポツンと離れた 小さな沖ノ島だけ

まわりました。

小豆島 沖ノ島

小豆島 沖ノ島にわたる舟

島の西の果ての 船着き場に行くと、船頭さんが

7~8人乗りの舟を漕いで 島へ 渡ってくれます。

おもてなしは、地元の 漁師のおじさんたち。

どこか懐かしい 美しい集落を、

1時間くらいかけて ぐるっと一周しました。

何だかタイムスリップしたかのような

不思議な時間でした。

 

旅の終わりは、フェリーで岡山港へ。

岡山で 新幹線に乗り、ふと 頭に浮かんだのは、

どの島でも 笑顔で 出迎えてくれた 芸術祭の

ボランティアサポーター こえび隊の方々の顔。

 

会期中は、どの島も 国内外の観光客で あふれかえり、

慣れない 船やバスの乗り継ぎに 四苦八苦するのですが、

それでも何とか スムーズに 観光できたのは、

一般募集で集まった、老若男女、親子連れの

サポーターさんたちの おかげ!

 

自身も観光客である こえび隊の方もいて、

わかりやすいよう 地図や案内版を作り、

日本語や英語を交え、通じない時は 身振り手振りで、

一生懸命 楽しそうに もてなしてくれました。

 

瀬戸内海の 空、海、風、木、水で リフレッシュして、

童話館に来てくださる お客さまも、

こんな 温かい気持ちで お帰りいただけるよう、

自身も楽しみながら お出迎えしたいな と

改めて思った Fでした♪