祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

瀬戸内国際芸術祭2019②~ジャリおじさん の不思議ワールド

前回の 瀬戸内国際芸術祭①の 続き☆

会場の一つ、休校中の 女木島小学校へ。

女木島小学校

オレンジ、黄緑、ピンク、黄色と ピカピカの蛍光色で

装飾された 校舎に入ると・・・

 

中庭への 入口で、たくさんの 外国の方が 何やら 取り囲んで、

一緒に カメラで 撮影している・・??

カラフルにコラージュされた台の上を 覗きこむと、

自然にできた 女性のラインの木が・・・!

 

中庭に入ると、大~きな椰子の木のまわりを

古い船のパーツ 色とりどりのタイルモザイク、

謎のワニのオブジェが ごっちゃに取り囲んでいる、

これは 何・・・!?

女木島にちなんだ名前の ゲージュツ作品?

 

体育館から、芸術祭の イベント練習のため、

ユーフォニアとホルンの のどかな 重低音が

響いてきますが・・・🎷

作品のインパクトに すっかり 圧倒されてしまいました❢

 

そんな 現代美術界を代表するアーティスト

大竹伸朗さんの 描いた 唯一の絵本が こちら。

他のアート本と一緒に、閲覧コーナーに 置いてありました。

「ジャリおじさん」福音館書店
文・絵/大竹伸朗

 鼻から ひげ の生えた ジャリおじさんが、

 海沿いの 黄色い道を 歩いて行くと、

 ピンクのワニ、タイコおじさん、青い神さま・・・と

 次から次へ ヘンテコなものが・・・!?

 

おじさんの口グセは、「~じゃり。」

以前、長新太さんの「キャベツくん」に はまった連れも

一緒に、「~じゃり」と真似しながら 読んで、大笑い!

 

奇想天外な ジャリおじさんワールドは、

潮風に吹かれながら 気の向くままに 島のアート作品を

巡ってきた、私たちの 不思議な旅 そのもの。

 

3年前に行った 直島にも、大竹伸朗さんの作品が

ありました。

その名も、「直島銭湯 I♡湯」

直島銭湯 チラシ

地元住民と 観光客の 交流の場として、

旧宅地の 真ん中に 作られたそうです。

残念ながら休館日で、お風呂には 入れませんでしたが、

ネオンや モザイクタイルに 彩られた

外観だけでも、見ごたえ充分でした!

 

ジャリおじさんが すっかり気に入った 我々は、

ガチャガチャの おじさん人形と 共に、

一度、高松に戻ってから、小豆島へ・・・。

ジャリおじさん ガチャガチャ人形

 

旅の続きの話は、また③にて♪

スタッフFでした