絵本 あしたは月曜日
6月23日 日曜日
梅雨に入らない長崎は
あいかわらずの いい天気!☀
熱中症に気を付けましょう。
今日は日曜日。
店内に入ると、すぐに見える
『長谷川集平さんの絵本・本コーナー』
その中の1冊を見て、
日曜日に 必ずと言っていいほど、
誰かが言います。
「見て、見て!『あしたは月曜日』だって。」
そう、日曜日にこの絵本を見ると
みなさん とりあえず 手に取ります。
ある家庭の 平凡な日曜日のいちにち。
いい天気なのに、テレビを見て
はなくそをほじっているおとうちゃん。
「きったないなあ、おとうちゃん」と
もんくを言う子どもたち。
「はいはい、すんません」と言いながら、
たばこに火をつける おとうちゃん。
「おとうちゃん、けむたいやんか。」と子どもたち。
それをなだめる、おかあちゃん。
「おとうさん、ここんとこずっと会社で
たいへんやったんやから やすませてあげなさい。」
と台所から優しい笑顔で。
うらやましいような、ほっこりする
家族の会話と、なにげない日常が、
集平さんの絵と関西弁で 描かれてあります。
このなにげない日常の、
ありふれた幸せの ほほえましい会話が
どんなに大切なものか。
最初の、見返しに書いてある
集平さんの言葉を読むと、
胸が しめつけられそうです。
休日明けの火曜日の朝に おきた
阪神淡路大震災を想って 描かれた絵本。
ひとりでじっくり読んで、
家族と読んで、友達と読んで、
特別なことがなくても、
今日という日は大切な日ですよ、と思ってほしいです。
今日も一日、何があっても何もなくても、笑顔で過ごしましょうね。Iでした。