祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

絵本『いつかはきっと・・・』

4月22日 水曜日。

長崎は、きれいな青空です ☀☁

 

子どもの頃、努力することがイヤでした。

性格上、大人になっても変わりませんが・・・

「えーーーめんどくさい」が口癖で、

努力、忍耐が苦手な子で・・・。

そんな私に限って、夢は大きく多く、

「将来、こうなりたい!ああいうことがしたい!」

 

この絵本の中の女の子はかわいい夢をたくさん持ってます。

「いつかはきっと・・・」 ほるぷ出版
シャーロット・ゾロトフ(文) アーノルド・ローベル(絵)  やがわすみこ(訳)

 いつかは ね……

 あたしが がっこうへいくと みんなが いうの。

 「まあ きょうは すごく すてき

 あたしも こんなかみのけ ほしいわ!」

 

私も、さらさらの長い髪に あこがれてた時がありました!

 

 いつかは ね……

 どんなボールだって うけとめてみせる。

 あたしたちのチーム おかげで ばんばんざいよ。

 

私は中学の時、弱小チームでしたが、ホームランを打つ夢をみてました!

 

 いつかは ね……

 ピアノのおさらいを していると、

 おむかいの おばさまが

 「きれいな おと!もういちど きかせてください」

 

私はピアノをひける女の人になりたくて、

頼み込んで習い始め・・・一日でやめてしまいました。

 

 いつかは ね……

 うんと おかねもちになって

 しってるひと みんなに プレゼントするの。

 みんなが おれいをいっても

 「どういたしまして それっぽち……」

 

わかるわかる!考えたことあります!

 

そう、子どもの心の中は、夢と想像でふくらんで、

それだけで、幸せな気持ちになるのです。

絵本の中の、女の子の表情が ほほえましいです。

夢を見て、それに近付くかどうかは 自分次第なのでしょうが・・・

夢を見てるだけで満足しても、それはそれで いいんじゃないかと、

人生 折り返し地点を過ぎた私は、思います。

今でも、想像するだけで幸せになります 。

 

Ⅰでした ♬ 🌼 ♪