２月２３日　土曜日です。

今の企画展が 明日で終わります。

太田大八さんの「カラスとよる」は

すでに絶版の絵本なので、残念だという声が

とても多く、心苦しいです・・・💦

今度の月曜日に絵の入れ替えをします。

来週、火曜日からは

何度かご紹介している

長谷川集平さんが描いた『長崎と人』

先代の館長、川端が 長谷川集平さんに

季節ごとに１２枚ずつ描いてもらいました。

経過をずっと見ていた私には、先代の思い入れが

ひしひしと伝わってきます。

自身と長谷川集平さんとは、

「視点」が同じだったのだろうな……もしくは

視点が似ていると感じていたのかもしれません。

出来上がるたびに 持ってきていただいた 原画を並べて、

「これはいい！」「これは違う…！」と

先代が発する言葉を 隣で聞いていて、

自身の頭の中に 浮かんでいるものを『絵』にできる

長谷川集平さんを 信頼しているのだと 思いました。

長谷川集平さんは 本当に 誠心誠意 それに

応えて描いて下さいました。

この「サルコーデ・ナガサキ」も何度目かに

なりますが、そのたびに思い出します。

「これ　いいだろう～。」とご自分が描いたように

私に自慢してきた 先代の顔を。

たくさんの方に観ていただきたい原画展なので、当館２０周年の節目に展示します。Ｉでした。