祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

雨ですね、雨の絵本

3月6日 水曜日

今日は朝から雨が降っています。

 

荷物がぬれるし、車の水はねが多いし

(この辺りは石畳だから水がはねるのです💦)

通勤がおっくう~~と思う反面、

 

何より花粉症が今日は軽い!目も鼻も楽です。

庭の花や木がいきいきしてるし、

小さい生きものもいきいきしているみたいです。

 

絵本の世界でも・・・

「あめふり」福音館書店                  さとうわきこ(作・絵)

ばばばあちゃんは あめふりが嫌で

雲の上の かみなりぼうやたちを、

えんとつの煙で 雲と一緒に

地上の泥水へ 落としてしまいます。

「まいにち てんきのほうが みんなすき」と

かみなりぼうやたちも『くも』のおせんたく!

一方・・・

「かさ」福音館書店
松野正子(作) 原田治(絵)

こちらは、雨が好きな『かさ』のおはなし。

あかいかさ、きいろいかさ、みえるかさ、

コマみたいに 回したり、剣みたい 腰にさしたり。

みんなで「かさ さしてかえろう!」

雨の日が楽しそう!

 

現実の世界でも、絵本の世界でも

雨降りの日は 良かったり 悪かったり、

楽しかったり ゆううつだったり。

 

そして、私が一番好きな雨の絵本。

「あまつぶ ぽとり すぷらっしゅ」童話館出版
A・トゥレッセルト(作)
L・ワイスガード(絵)
わたなべしげお(訳)

 

「ぽとり ぽっとん すぷらっしゅ」と

軽快な雨の音で始まるこの絵本。

ふりつづく雨のしずくは、音と ともに

いろいろな 生き物と 出会い、

家や町、こうじょう、川を流れて海へ。

 

おさえた色合いの絵が、

しずかで落ち着いた雰囲気を かもしだしていて

なんとも心地よい絵本。

 

「ぽとぽと ぽっとん すぷらっしゅ」と

娘と 声を合わせながら

楽しく何度も読んだ 思い出の絵本です。

 

今日は雨を楽しむことにします。『花』がついた雨靴を履いてきました。Iでした ☔