祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

なまけんぼの絵本 ものぐさトミー

1月10日

年が明けて10日が過ぎました。

正月休み明けは

いつもよりぐうたらしてしまいそうです。

「ぐうたら」と言って

思い出した絵本が

「ものぐさトミー」岩波書店 ペーン・デュボア(文・絵) 松岡享子(訳)

ものぐさな男の子トミー。

とにかく面倒くさがりやのトミー・ナマケンボは

全てが電気じかけの家に住んでいます。

お日さまがのぼると、ベッドが動き出し、

トミーはするすると風呂おけの中へ。

電気水かき回し機に、電気歯みがきしぼりだし機、

電気歯ブラシ、電気ブラシ、

それから、トミーは自動きがえ装置のなかへ。

じっとたってるだけなのに、トミーはぐったり。

 

ところがある夜、雷で電線が切れてしまい、

全てがストップ!

トミーは、ここぞとばかり

四日四晩ねむりつづけました。

 

二日後に電気がもとどおりになり、

いつものように動き始めますが・・・。

さあ、大変。

風呂おけの水は七日前の冷たさ!

ビックリしてすばやく動いたトミーはさかさまに!

しかし、機械はそのまま動き続けます。

 

思わず「あららら・・・・」と言ってしまいそう。

 

さあ、トミーと一緒に心機一転!

あたらしいページをひらきましょう。

 

Iでした 🎵