大人の声で伝えるメッセージ -仙台育英高校 須江監督-
先週は、仙台育英高校野球部の須江監督が、弊社の絵本『あすはきっと』を取り上げてくださったことで、たくさんの反響をいただきました。心より感謝申し上げます。
※須江監督のインタビューは、tbc東北放送さまのHPで公開されています。ご覧になっていない方は、ぜひこちらからご覧ください。(▶須江監督のインタビューへ)
そして、何を隠そう、じつは、須江監督のご家族は、長いあいだ、私どもの絵本の定期便「童話館ぶっくくらぶ」の会員さまでいらっしゃいました。
今回、須江監督のインタビューやコメントには多くの共感が寄せられていますが、そんな監督の言葉の源に、日々の、お子さん方との絵本の読み聞かせがあるのだと思うと、感慨深く、また納得できる思いです。
そしてもうひとつ、ぜひ注目していただきたいのは、監督が、絵本を手渡すだけではなく、自ら読んであげていたというところ。「あしたは きょうより よくなる」というメッセージを、大人自ら伝えてあげることで、そこに大人として責任や力強さを伴いながら、より説得力をもって子どもたちに伝わっていたのではないでしょうか。
早速、先週末、監督の奥様にご連絡させていただいたところ、
「ちょうど昨晩、夫と「童話館のSNSでも取り上げてくれてたみたいだよ」と話していたばかりでした!まさか、ずっと絵本を送ってもらっていた長崎とこんな形でつながるなんて思ってもいなかったので嬉しいです。これを機に絵本がもっとひろまるといいなと思います」
と、嬉しいコメントをくださいました。
高校野球の優勝校が絵本を取り上げてくださった意義はとても大きいと感じています。
スポーツ業界だけではなく、親や先生をはじめ、子どもにかかわるすべての人に、改めて、「心を育てる」絵本の力について注目するきっかけにしていただけたら、このうえない喜びです。
『あすはきっと』
ぶん ドリス・シュワーリン
え カレン・ガンダーシーマー
やく 木島 始
童話館出版 ▶詳しくみる
「童話館ぶっくくらぶ」での配本コース
▶「小さいさくらんぼコース」(およそ5~6才)
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