ぞうの本屋さんブログDouwakan Planning and Public Relations Division Blog

配本再開 ー“自分の本が届く”喜びー


配本再開

 

「上の子の絵本があるから、下の子の絵本はいらないと思っていたけど…。
『それはお兄ちゃん(お姉ちゃん)のだから』、と言って、下の子が絵本を手に取らないんですよね。」

これは、よく会員さんからいただく声のひとつです。

家に絵本があるから、下の子もその絵本を楽しめばいい、と親としては思いがちですが、子どもにとっては、その絵本が“だれのもの”であるのかが、大切なのでしょう。
上の子のものをお下がりでもらうことが多い下の子は、特にそうなのかもしれませんね。

実は編集部スタッフの家庭でも…

 

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高校2年生の息子と、中学1年生の娘のいるわが家。

「童話館ぶっくくらぶ」は、息子の年令に合ったコースで2冊とり、そうすることで結果的に娘も、年令に合った絵本や本に囲まれて育つことになりました。

けれど、息子が読み聞かせの年令を卒業すると同時に、娘への読み聞かせも減ってしまい、気づくと、こちらからすすめても、ほとんど本を手に取ることはなくなっていました。

これはいけない!と、さっそく昨年8月、娘の年令に合ったコースで再開。

「毎月、自分の本が届く」

この効果は絶大で、久しぶりに届いたその日から、まるで、本に頭をつっこむような集中力で、読んでいました。

再開から1年が経ち、今でも、学校の10分間読書で読む本、近所の祖父母の家でじっくり読む本、寝る前に少しずつ読む本など、何冊かを平行して読んでいるようです。このあいだは、

「読みはじめるときは、新しいお話になじめるか不安。
でも、それを読み終わりそうになると、お別れしたくなくてさびしい」

と語ってくれました。

自分で書店に行って本を買うことも増え、わからないことは本から調べてみるようになり、「届いた本を読む」以外のところにも変化が見られます。

これまでも家にはたくさんの本がありましたが、なかなか手をのばさなかった娘が変わるきっかけとなったのが、「毎月、自分の本が届く」という動機づけ。何かしらの働きかけが嬉しい変化、驚きの変化をもたらしてくれることを、身にしみて感じる毎日です。

(担当I)

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