絵本・本の詳細情報
みんなの ベロニカ
動物園から農場にやってきたかばのベロニカ。気持のよい性格のベロニカは、農場の動物たちと仲良しになろうとします。でも、動物たちは、本当はベロニカに興味はあっても、よそものだからと、冷たい態度。ベロニカは次第に元気をなくし、とうとう自分の小屋から出てこなくなりました。そうなると、みんなは心配になってきます。でも、みんなで、ベロニカのために何かをしようとはなりません。
そんな時、馬のストローが言いました。「あれは、なぜ でてこないのかねえ」すると、がちょうのペチューニアがいいました。「おしえてあげましょうか。あれは、ぐあいがわるいのよ」「どうして、わかる?」「ええ・・・じつは、ドアのわれめから のぞいてみたの」そうなんです。みんなはベロニカが心配で、それぞれ気がけていたのですね。
こうして、ベロニカはすっかり元気になって言うのです。「農場のなかまたちほど すてきなものはない」
作 | ロジャー・デュボアザン |
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絵 | ロジャー・デュボアザン |
訳 | 神宮 輝夫 |
定価 | 1,540円(本体1,400円+税10%) |
ISBN | 978-4-88750-186-7 |
対象年令 | およそ7才から |
頁数 | 32 |
サイズ | 26 × 21cm |
シリーズ | 小さいみかんコース |