絵本・本の詳細情報
マッチうりの女の子
アンデルセン童話。雪のふる大みそか。ひとりの小さな女の子が、ぼうしもかぶらず、はだしでマッチを売り歩います。その日は誰も買ってくれません。おなかをすかせ、体のしんまでこごえ、疲れきっていました。女の子は思いきってマッチを擦り火をつけます。すると目の前にストーブがあらわれますが、マッチの火と同じ、すぐに消えてしまいます。その次もその次も。そうしてまたマッチを一本擦ったとき、たった一人、女の子をかわいがってくれたおばあさんがあらわれます。「おばあちゃん!」女の子はマッチ全部に火をつけました。おばあさんが消えてしまわないように。おばあさんは両手で女の子をだきあげ、二人は高く高くまいあがりました。
作 | H・C・アンデルセン |
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絵 | スベン・オットー |
訳 | 乾 侑美子 |
定価 | 1,430円(本体1,300円+税10%) |
ISBN | 978-4-924938-28-1 |
対象年令 | およそ8才から |
頁数 | 25 |
サイズ | 29 × 21cm |
シリーズ | 大きいみかんコース |