祈りの丘絵本美術館INORI-NO-OKA Picture Book Museum

企画展のご案内

太田大八原画展 絵本玉虫厨子の物語

玉虫厨子メイン
開催期間
2025年1月7日(火)~ 2025年4月6日(日)企画展示 & 常設展示
開館時間
10:00〜17:30(入館は17:00まで)
休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
※ 臨時休館あり(詳しくはHPを随時ご確認ください)
会場
祈りの丘絵本美術館 2階大フロア
  • 『絵本玉虫厨子の物語』

    • 平塚武二/作
      太田大八/画
      童心社 1980年 初版
      絵本の絵の場面-約18場面

    昔、奈良の都の若い法師が、乙女と結婚するために厨子の制作に打ち込むが、美しさを追求するあまり、乙女のことを忘れて玉虫の羽根を追い求めていく。ついには 生きもの全てに美を見いだすようになり…。
    法隆寺の玉虫厨子の物語。

  • 太田 大八

    1918~2016年

    1918年大阪府に生まれる。幼少年期を長崎県で過ごす。
    多摩美術大学在学中に第二次世界大戦勃発。広島の近郊で原爆を体験。戦後まもなくから絵本や子どもの本の挿絵を描き、以後、半世紀近くにわたって、子どものための創作を続けた。
    線描から日本画を思わせる繊細な水彩さらに油絵に至るまで、作品によって多彩な画風を用いている。 しかし、対象が子どもだからといって、甘さや妥協を許さない芸術性の高い作品が多い。
    多くの受賞があるが、1999年、長年の子どもの文化への寄与により、モービル児童文学賞を受賞。作品に『かさ』(文研出版)、『やまなしもぎ』(福音館)、『絵本西遊記』(童心社)など多数。

大道あや・中村忠二・伴敏子・東平哲弥 常設展も同時開催